課題名 | DNA多型によるカイコ遺伝資源の特性調査(9) |
---|---|
課題番号 | 1995003307 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
遺伝育種・遺伝素材研天敵育種研 |
研究期間 | 完H06~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 4種のプライマーを作製し、カイコのゲノムDNAを鋳型としてPCRを行ったところ検討した全てのプライマーの組み合わせにおいてDNA断片の増幅が確認された。これらの増幅産物が、カイコの熱ショック蛋白質遺伝子の増幅産物であるかどうかを検討するため、ヒトの熱ショック蛋白質遺伝子(Hsp70B)をプローブとしてサザン解析を行ったところ複数のシグナルが観察された。このことから、今回準備したプライマーによるPCRとサザン解析の併用でカイコの熱ショック蛋白質遺伝子を増幅、検出可能であると判断した。なお、サザン解析でシグナルを生じなかった増幅産物がかなり多かったことから、PCRのみで検出系を確立するにはプライマーを改良していく必要がある。本課題は6年度で完了とし、7年度から””分子マーカーの連関検索に用いるカイコ系統の確立””課題において検討する。 |
カテゴリ | 遺伝資源 カイコ |