課題名 | 食害性害虫に対する抵抗性素材の作出 |
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課題番号 | 1995003355 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生体情報・媒介機能研 |
研究期間 | 新H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | トビイロウンカの吸汁阻害物質であるトランスアコニット酸の生成酵素をコードする遺伝子を単離し、それをイネに導入して害虫抵抗性の形質転換イネを作出することを目的とする。6~7年に、同遺伝子をシュウドモナス・フルオレセンス等のゲノムから単離し、その構造を明らかにする。8年に、同遺伝子を植物発現用に構築し、それをイネに導入し、その遺伝子発現を調査する。以上により、従来の育種法では困難であったトビイロウンカ抵抗性のイネの育種素材が得られ、その利活用が期待される。6年度から本研究を開始したが、まず作成したコスミッド・ジーン・ライブラリーから同遺伝子を釣り出すための基礎的な検討、すなわち、ヘルパープラスミドを用いて、遺伝子発現をさせるシュウドモナス・フルオレセンスに移行させるための適切な条件等を明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 うど 害虫 抵抗性 なす |