特徴ある蚕品種の繭糸・生糸・織糸の特性解明(179)

課題名 特徴ある蚕品種の繭糸・生糸・織糸の特性解明(179)
課題番号 1995003400
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 機能開発・物性評価研
研究期間 完H06~H06
年度 1995
摘要 広食性蚕は近年育成されたもので、まだ繭糸質に不明の点が多々ある。この広食性蚕繭の繭糸物性を明らかにする目的で全齢人工飼料育の繭と全齢桑葉育した繭ではどのような差がでるかを細繊度蚕や太繊度蚕、普及蚕と比較検討し、次の結果が得られた。繭糸の強度は全齢人工飼料育の場合、全体的に桑葉育より小さな値となり、全齢桑葉育繭では広食性蚕は細繊度蚕や太繊度蚕、普及蚕に比べ外層部と内層部の強度の差は大きくなかった。伸度は桑葉・人工両飼料育とも外層から内層に向けて小さくなり、人工飼料育と桑葉育の差は広食性蚕が一番小さな値を示した。ヤング率については、桑葉・人工両飼料育とも外層から内層に向けて徐々に大きくなる傾向を示すが、広食性蚕の人工飼料育繭は粒内でのバラツキが強度と同様にあり、ムラのある繭であることがわかった。この得られた成果は蚕糸学会第65回大会で発表する。また、残された問題点としては、今回は一蚕期のみの結果であり、今後継続した調査から繭糸の特性を解明する必要がある。
カテゴリ 桑 評価法 品種

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