課題名 | 桑園におけるカミキリムシ類の総合防除法の開発(163) |
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課題番号 | 1995003467 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・虫害研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | カミキリムシ類の天敵糸状菌であるBeauveria属菌の増殖特性を調査するとともに、分離宿主の異なる菌株間の遺伝子的差異の検出のためにDNAの抽出を行った。B.brongniartiiおよびB.bassianaの増殖特性をin vitroで調べたところ、B.bassianaはB.brongniartiiよりも高い増殖力を示した。さらに菌の生育に伴う、培養液中またはキボシカミキリ成虫およびカイコ幼虫の体液のpH値の変化を調査した結果、培養液のpH値は菌の増殖に伴い急激な変化を示した。一方、感染虫体液のpH値は、菌が増殖しても虫の生存中は一定であった。DNA抽出試験にはB.brongniartii24菌株、B.bassiana 1菌株を供試し、常法によりRFLP解析等を行うために十分量のDNAを抽出することができた。 |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 害虫 桑 防除 |