課題名 | チャ遺伝資源の維持・利用のための効率的増殖技術の開発(37) |
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課題番号 | 1995001516 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
久留米・育種素材研 |
研究期間 | 完H04~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 弱勢化した系統の挿し木による更新、遺伝資源利用のための迅速な増殖を図るための効率的な繁殖技術の開発を目的とする。硬化した一番茶新梢から得た挿し穂の切口付近に付傷処理を加え、さらにオーキシンの粉衣を行うことによって、挿し木後の活着、生育とも改善された。特に発根しにくい系統、近縁種の挿し穂についても、上記処理の発根および発根後の根の生育促進効果が認められ、本方法は遺伝資源の効率的な増殖技術として有効と考えられた。また、挿し木後の早期活着、生育促進には早い時期から光条件を強くすることが有効であることが分かったが、同時に遮熱を図る必要があり、具体的な本手法の応用には今後検討を要する。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 効率的増殖技術 挿し木 茶 繁殖性改善 光条件 |