課題名 | アブラナ科野菜の高再分化能半数体系統の作出(57) |
---|---|
課題番号 | 1995001529 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・育種4研 |
研究期間 | 完H02~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | アブラナ科野菜で小胞子からの植物体再生能が高く、かつ市販品種の育種に直接利用できる程度の実用形質を有する系統の育成を目的とする。ハクサイ、ブロッコリー、キャベツ及びタカナで小胞子からの植物体再分化系を確立し、植物体再生能の品種・系統間差異を明らかにした。また再生能の高い品種を材料として再分化の効率を高める培養条件を検討し、これらと実用形質の優れた品種との交雑後代から再生能と実用形質について選抜した。6年度はこれらの系統の小胞子培養及び圃場での特性調査を行ったが、ハクサイ及びキャベツの選抜系統は再生能は高いものの結球部の形質はなお不十分で、育種は予想より困難と判断された。今後は選抜個体に市販品種の分系を戻し交雑し、新たにハクサイ・キャベツの高再分化能系統の育成として育種を進める。 |
カテゴリ | あぶらな 育種 遺伝資源 キャベツ たかな はくさい 品種 ブロッコリー |