課題名 |
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(89) |
課題番号 |
1995001563 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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研究分担 |
野菜育種・育種4研
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研究期間 |
延H04~H10 |
年度 |
1995 |
摘要 |
葉菜類の少肥栽培適性の選抜指標を確定するため、5年度のポット試験で施肥反応が異なると見られたハクサイ大福、正成を、数種の窒素施肥水準によりポット及び圃場で栽培し、各種生育指標を調査した。圃場では、正成が窒素の増量に比例して葉数や球重などが増大し、多肥でも生理障害が発生しなかったのに対し、大福は施肥水準によるそれらの差が少なく、少肥でも収量の低下が少ないが多肥では障害が発生した。すなわち大福は正成より少肥栽培適性が高かった。しかし今回のポット栽培では有意な差は認められず、さらに試験精度の向上を図る必要がある。なお8年度終了予定の育種選抜指標の策定については指標形質の絞り込みが十分でなく、また6年度開始課題の育種素材の開発はこれと並行して実施するのが効率的であるため、今後は両課題を合併して一課題として実施する。
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
生理障害
施肥
はくさい
品種
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