葉緑素蛍光法による野菜ストレスの非破壊計測・解析技術の開発

課題名 葉緑素蛍光法による野菜ストレスの非破壊計測・解析技術の開発
課題番号 1995001676
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 生理生態・ストレス研
研究期間 新H06~H08
年度 1995
摘要 野菜のストレス状態を非破壊・非接触で連続測定できるモニタリング法を開発する。まず、葉緑素蛍光を安定的に測定するための条件を解析し、次に各種ストレスによる蛍光発生パターンの差異を解明し、最後にモニタリング手法を確立する。その結果、各種ストレスと蛍光発生パターンとの関係とそれによる環境制御法が明らかになり、高品質で多収の野菜生産が可能になる。6年度は、葉緑素蛍光測定の際に、植物の光・温度前歴を揃え、弱くて一定の励起光を与えると精度が増すことを明らかにした。この測定法を使って、高温遭遇前の水ストレスはキュウリの高温障害を軽減するが、その後の水ストレスでは障害を受けやすいこと、ABAの散布が高温耐性を誘導すること、水ストレスの初期段階では、水ストレスそのものが光化学反応に及ぼす影響は小さいことを明らかにした。
カテゴリ 環境制御 きゅうり 高温対策 高温耐性 モニタリング

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