課題名 | ダストによる葉面汚染特性の解明(218) |
---|---|
課題番号 | 1995001696 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・緑化植物研 |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 葉の形態、特に葉の向きとダスト付着性との関係を検討した結果、葉角度(X)とダスト占有率(Y)との回帰式は、ベンジャミンではY=-0.29X+27.78(r=0.9982)、スパティフィラムではY=-0.28X+27.66(r=0.9985)と植物種の違いによる差はなくほぼ一定であった。葉面へのダスト付着の多少は重力が大きく関与し、実際には葉角度が主な関与要因と考えられた。葉面の「湿り状態」の多少とダスト付着との関係を解析するための、スパティフィラムほか5種の土壌水分状態を異にした場合のダスト処理の結果は、いずれも特定の関係が見いだせなかった。葉面が完全に「濡れ」の状態である以外は土壌水分の多少はダスト付着に関与する主要因でないと考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 スパティフィラム ベンジャミン |