野菜栽培における有機物資材の適応・効果及び作用機作に関する研究

課題名 野菜栽培における有機物資材の適応・効果及び作用機作に関する研究
課題番号 1995001761
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・土壌肥料研
研究期間 単H06~H06
年度 1995
摘要 有機物資材としてビール粕堆肥および漢方薬粕堆肥を供試し、それらの施用がキャベツの生育および土壌中における窒素の無機化特性に及ぼす影響を検討した。ビール粕堆肥を化学肥料と代替して施用すると、対照区に比してキャベツの生育に差が認められなかったが、漢方薬粕堆肥を多量に施用すると生育は不良となった。ビール粕堆肥は土壌中で無機態窒素の発現が速やかに行われたが、漢方薬粕堆肥は無機態窒素の発現が遅いばかりでなく、発現量は少なかった。ビール粕堆肥はキャベツの生育に対して阻害を及ぼさなかったことから化学肥料と部分的に代替できることが実証された。しかし、漢方薬粕堆肥はキャベツに生育阻害が認められ、この資材の利用にあたっては十分な注意が必要である。
カテゴリ 肥料 キャベツ 野菜栽培

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