課題名 | 土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(67) |
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課題番号 | 1995002899 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・土壌管理研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | アレロパシー活性の高い植物の検索のため、プラントボックス法とサンドイッチ法で各種植物を検定した。被覆植物の中では、コメツブウマゴヤシ、ヤムビーン、クズモドキ等が有望であった。水田畦畔や法面の雑草管理に有効な草花・薬草類120種類を検索した結果、ジギタリス、ハナシノブ、アマ、花菱草、イベリス、ガザニア等が有望であった。四国地域で収集した雑穀73種類では、アワとヒエのアレロパシーが強かった。世界各地のアワ99系統を検索した結果、中央アジアの系統が強い活性を示した。タケ・ササ類80種類の落葉の活性は強くなかった。四国各地と小笠原で採取した落葉70種類の中ではホルトノキ、フジ、レモンの活性が強かった。この他にケキツネノボタンの生葉、ヘアリーベッチの根圏に強い植物生育阻害活性が見られた。 |
カテゴリ | 病害虫 あま アレロパシー物質 あわ 馬 ガザニア キツネノボタン 雑草 水田 低コスト省力化 ひえ レモン |