課題名 | 香り米の品質評価法の確立とその利用技術の開発(124) |
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課題番号 | 1995002943 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・流通利用研 |
研究期間 | 完H04~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 香り米香気成分である2-acetyl-1-pyrrolineの簡易測定手法の開発のため、その香気成分をガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)によらず、ガスクロマトグラフのみにより検出・定量する手法を試みた。香り米品種キタカオリについて検討したところ、ガスクロマトグラフでもGC-MSと同等の定量値が得られ、より簡便にその香気成分を定量することが可能となった。さらに、試料の粉砕程度と抽出時間の検出値に及ぼす影響を明らかにした。また、その前駆体と考えられるプロリン、メチルグリオキザル、フルクトースを香り米であるキタカオリの香気成分抽出時に添加して、2-acetyl-1-pyrrolineの検出を検討したが、大きな影響はなかった。なお、本課題は予算の組み替えにより6年度で完了とする。 |
カテゴリ | 簡易測定 管理技術 評価法 品種 |