課題名 | 野生種集団の遺伝変異と環境変動(9) |
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課題番号 | 1996000335 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
遺資一・植探評価研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 植物自生集団の多様性を解明するため、RAPD分析と形態的特性の調査を行った。ツルマメ(Glycine soya)の自生集団では、ジーンバンクで保存されている標本よりも集団内変異が大きかった。マコモ(Zizania latifolia)では、すべての集団間で変異がみられた。この集団間にみられる変異は、種子繁殖することが関係していると考えられる。マレイシアのOryza officinalisの集団は、O.rufipogonに比べて集団間および集団内の変異が非常に小さかった。雑草イネが深刻な問題になっているタンジュン・カランとムダ地域では、雑草イネが別々に進化し、タンジュン・カランでは雑草イネが2つの生態型に分化したと考えられる。 |
カテゴリ | 病害虫 雑草イネ 繁殖性改善 |