課題名 | 栄養繁殖性作物の突然変異セクターの拡大と利用法の開発(230) |
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課題番号 | 1996000554 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
放育・照射法研 |
研究期間 | 継H06~H13 |
年度 | 1996 |
摘要 | トルコギキョウの放射線育種法を開発するために、3品種を対象に緩照射と培養法を適用し、小輪を目的形質として変異誘発効率を比較した。幼苗に90日間1日当たり0.25~1.5Gyの照射を行なったところ、全区で正常に開花した。1.5Gy/dayでは花弁に変異セクターが見られ、また花弁と葉片からのカルス誘導の限界であり極少数の再分化個体が得られた。1Gy/day以下ではカルスは正常に誘導され、多数の再分化個体が得られた。小輪変異体は無照射培養個体では全く見られなかったが、線量率の増加に伴い急増し、0.75Gy/day以上で高頻度に誘発され、葉身より花弁の培養体からより高く誘発された。この試験から種子繁殖用の3品種が選抜され、種苗登録に申請された。 |
カテゴリ | 育種 トルコギキョウ 繁殖性改善 品種 |