米品質測定評価装置の開発(13)

課題名 米品質測定評価装置の開発(13)
課題番号 1996004129
研究機関名 生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構)
研究分担 生産・乾燥調製研収穫研
研究期間 継H06~H10
年度 1996
摘要 米の品質評価を行うため、米の水分、千粒重、整粒割合等の一次的品質と食味に関連する二次的品質を測定し、総合的に品質表示を行う装置の開発研究を進めている。米品質測定評価装置の主要構成部の一つである内部品質測定部のベースとなる4機種の近赤外分析計について全国から収集した玄米及び精米51サンプルを供試し、蛋白質含量、アミロース含量、脂肪酸度、水分、内部品質評価値を測定し、理化学分析値及び官能試験結果と比較した。その結果、水分や蛋白質含量は測定値と理化学分析値の間に高い相関を示したが、アミロース含量、脂肪酸度、内部品質評価値は相関が低かった。この結果をもとに内部品質測定部本体を試作した。また、米品質測定評価装置に利用するために試作した自動精米機について、18サンプルの玄米を供試して精米試験を行った。その結果、精米時間が長い等の問題があったものの、砕粒や穀温の上昇が市販の精米機に比べて少なく、さらに精米歩留りはほぼ設定値の±0.5%以内に納めることが出来た。
カテゴリ 近赤外分析 水田 低コスト 良食味

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