課題名 | イネもみ枯細菌病に対する葉上微生物の拮抗機構の解明とその制御(50) |
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課題番号 | 1996002703 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
生産環境・病害研 |
研究期間 | 完H01~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 6年分離した4種類の拮抗細菌の細菌学的性質を検討した結果、3菌株はPseudomonas gladioli、他の1菌株は新規のPseudomonas属細菌であった。もみ枯細菌病自然感染籾の浸種液にこれら4菌株を10の8乗cfu/mlの濃度で添加すると、苗腐敗症がほとんど発生しなかった。また、イネ苗立枯細菌病菌の人工接種籾を用いた試験でもこれら4菌株は高い発病抑制効果があった。イネばか苗病に対しては1菌株のPseudomonas属細菌のみが高い発病抑制効果を示した。なおこれら4菌株はいずれもイネ苗の生育に悪影響はなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 総合防除技術 もみ枯細菌病 |