課題名 | 野生イネのストレス耐性遺伝子の栽培イネへの導入(65) |
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課題番号 | 1996002719 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
作物開発・育種素材研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 7年度は(1)イネの寡照耐性の簡易検定法の確立、(2)遺伝資源の探索、(3)野生種と栽培品種の交配、を行った。また、効率的な形質転換系のための再分化能の高い培養系(遺伝的安定性の高い苗条原基培養系及び半数体で固定が容易な葯培養系)の確立を試みた。その結果(1)合成培地を用いた苗での低照度耐性と寡照耐性に相関がみられた。(2)221品種・系統の低照度耐性を苗で検定した結果、インディカ(特にIR系統)、ジャバニカ及び培養細胞由来のジャポニカ系統の中に耐性の強いものが認められた。(3)寡照耐性が極強のO.meyerianaと栽培品種の交配によるF1種子は得られなかった。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 簡易検定法 品質保持 品種 |