課題名 | 牛における胎子数・位置と子宮動脈発達との関係(132) |
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課題番号 | 1996002786 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・育種繁殖研 |
研究期間 | 延H05~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 子宮動脈を指標とした多胎妊娠モニタリング並びに妊娠期の異常予知への応用性を検討する目的で、単胎並びに双胎妊娠の黒毛和種を供試し、直腸検査並びに超音波画像により妊娠期間中の子宮動脈の発達を観察した。単胎例と一側性の双胎例では妊娠側の子宮動脈の発達が大きく、この傾向は一側性の双胎例でより明瞭であった。両側性の双胎例では子宮動脈はほぼ同等に発達した。これらのことから子宮動脈の直径の把握は妊娠中期以降の妊娠モニタリングに有効であることが明らかとなった。妊娠異常例では流産や胎子死亡後に子宮動脈の発達が停止したことから、その予知については子宮動脈の観察は有効でなかった。 |
カテゴリ | 育種 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 モニタリング |