課題名 | 放牧地における脂溶性物質の成分動態(164) |
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課題番号 | 1996002815 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・草地飼料研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 野草類のベーターカロチンとビタミンE含量の季節変動を調査するとともに、放牧利用される牧草草種のベーターカロチン及びビタミンE含量の草種間差について検討した。野草地におけるシバ、ススキ、ネザサのベーターカロチン含量は、6月以降変動が小さく、特にシバは最も安定的に推移した。全草種とも調査期間を通して家畜の要求量を下回ることはなかった。ビタミンE含量は全草種とも夏期に高まり、特にネザサは7月以降他の2草種に比べ高い値を示した。放牧条件管理下における寒地型牧草4草種、暖地型牧草2草種のベーターカロチン、ビタミンE含量はいずれにおいても草種間差が認められ、マメ科のシロクローバはイネ科草種より有意に低かった。 |
カテゴリ | 寒地 季節変動 中山間地域 肉牛 放牧技術 |