課題名 | エストロンサルフェートによるウシの早期妊娠診断(235) |
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課題番号 | 1996002169 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畜産・家畜育種研家畜繁殖研 |
研究期間 | 単H07~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 妊娠早期における母体の末梢血中エストロンサルフェート(E1-S)の簡易測定法を確立し、その濃度推移から早期妊娠診断が可能かどうかを検討した。その結果、E1-S濃度は、人工授精後30ー35日を境に上昇し、通常性周期の濃度と比較して有意な差として検出されたのは37日であった。エストロン、エストラジオール17β濃度は、顕著な変動を示さず、一定レベルを維持していた。プロジェストロンは12ー13日に上昇し、その後低下することなく経過した。以上の結果から、人工授精後40日でE1-S濃度の上昇を検出できれば、妊娠と判断しうることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 簡易測定 寒地 管理技術 肉牛 繁殖性改善 |