課題名 | ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(17) |
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課題番号 | 1996001216 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
安芸津・育種研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 2組み合わせの交雑実生と2品種の自殖実生、及び16品種の挿し木苗を用いて、黒とう病抵抗性の検定時期、供試葉位、病原菌の胞子密度を検討した。その結果、交雑実生の幼苗検定は展葉9~11枚の時期に採取した第1葉(展葉した最上葉)に胞子密度10,000個/mlの胞子懸濁液を接種して行うのが適当であった。第2葉を用いた場合には発病度が小さく、胞子密度を高めても発病度はあまり大きくならなかった。また、栽培品種の抵抗性検定では、展葉6~8枚時に採葉した場合、第1葉に10,000個/mlの胞子懸濁液を接種したときに発病度の品種間差が最もよくあらわれた。第2葉に対する接種ではほとんど発病しなかった。 |
カテゴリ | 挿し木 台木 抵抗性 抵抗性検定 品種 |