グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)

課題名 グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)
課題番号 1996001309
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 盛岡・育種研
研究期間 継H07~H09
年度 1996
摘要 リンゴの育種においては、これまで主として交雑育種法によって果実形質の改善と病害抵抗性を含む樹体形質の改善を図ってきた。病害抵抗性の強化に関しては、野性種からの抵抗性遺伝子の導入等によって数種の病害に対する複合抵抗性品種の育成に成功している。しかし、交雑育種のみによっては、数十年単位の長期間を要し、また抵抗性素材のない病害については育種ができない現状である。一方、キチナーゼやグルカナーゼ等の溶菌酵素遺伝子を植物に導入することで、菌類病抵抗性が増強されることが知られているため、リンゴについてもこれらの遺伝子を導入し、新しい病害抵抗性素材の獲得を図る。7年度は北海道大学理学部植物生理学講座より供与されたグルカナーゼ遺伝子をアグロバクテリウム法でリンゴ品種‘王林’に接種した。現在植物体を再分化中である。
カテゴリ 育種 植物生理 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 病害抵抗性 品種 りんご

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