課題名 |
キウイフルーツの病害抵抗性素材の作出-糸状菌病抵抗性素材の作出(111) |
課題番号 |
1996001313 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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研究分担 |
安芸津・育種法研
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研究期間 |
継H06~H08 |
年度 |
1996 |
摘要 |
キウイフルーツでは各種の糸状菌病(果実軟腐病、灰色かび病など)による被害が問題になっており、決め手になる防除手段がないことから抵抗性品種の育成が強く要望されている。本研究では植物の自己防御機構の一つとして働くキチナーゼの遺伝子とβ-1,3-エンドグルカナーゼの遺伝子をキウイフルーツに導入し、それらの酵素活性を人為的に高めることによって各種糸状菌病に対する抵抗性を強化することを目的とする。7年度は、6年度作出した形質転換体について遺伝子発現の解析を行った。その結果、導入したイネキチナーゼcDNAまたはダイズβ-1,3-エンドグルカナーゼcDNAの形質転換体内での発現がmRNAレベルまたはタンパクレベルで確認された。また、β-1,3-エンドグルカナーゼを導入した個体では非形質転換体に比べて最大で約5倍の本酵素の活性が認められた。
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カテゴリ |
病害虫
育種
キウイフルーツ
大豆
抵抗性
抵抗性品種
病害抵抗性
防除
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