ニホンナシにおける自家和合性品種の育成方法(119)

課題名 ニホンナシにおける自家和合性品種の育成方法(119)
課題番号 1996001321
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 育種・育種2研
研究期間 完H04~H07
年度 1996
摘要 自家和合性と黒斑病抵抗性、果実形質、花粉量及び花粉発芽率との遺伝関係を検討した。その結果、自家和合性と黒斑病抵抗性は独立に遺伝し、黒斑病に強い自家和合性の品種育成は比較的容易であること、また自家和合性と果実品質も独立に遺伝し、従来の自家不和合性品種の選抜と同様に品質の優れた個体の選抜が可能であると考えられた。さらに自家和合性と花粉量及び花粉発芽率との間には遺伝的な関係はみられなかったことから、交配親に正常な花粉を有する品種を用いれば、自家和合性に重点をおいた選抜を行ってよいと考えられた。これらの結果は、新規課題である「ニホンナシの自家不和合性遺伝子の解析」に引き継ぎ、自家和合性系統後代の和合性検定や果実形質の検定及び年次変動等について検討する。
カテゴリ 育種 自家和合性品種 抵抗性 品種

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