課題名 | カンキツそうか病菌の変異・病原性分化機構の解明(210) |
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課題番号 | 1996001405 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
興津・病害研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 日本各地から分離したカンキツそうか病菌16菌株について、各種カンキツに接種試験を行った。その結果、シィクワシャー、グレープフルーツ、ポンカン、タンカン、サワーオレンジには病原性の激しい菌株、中程度の菌株、弱い菌株が各々数株存在した。ドゥイートタンゴールとハッサクに対しては殆どが病原性を示さなかったが、中程度に病原性を示す菌株が1~2株だけ存在した。バレンシアオレンジとカラタチに対しては、病原性を示した株はなかった。このように、カンキツそうか病菌には病原性変異株が存在することが明らかとなったが、DNAを抽出しRAPD-PCRを行ったところでは、明瞭な遺伝子多型は現れなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 グレープフルーツ たんかん 抵抗性 はっさく 防除 ぽんかん その他のかんきつ |