選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(212)

課題名 選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(212)
課題番号 1996001407
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 興津・病害研
研究期間 継H04~H08
年度 1996
摘要 熱処理と茎頂接ぎ木で無毒化した森田ネーブルにCTV弱毒8系統を接種し、圃場に植え付け13~14年生樹の幹周、樹容積、収量、Brix及び酸の調査を行った。その結果、樹容積及び幹周は弱毒M-15とM-16Aが他の弱毒及び無毒樹に比べて大きかった。1樹あたりの平均収量は、当初無毒樹であったがその後強毒に感染した樹は19kgであったのに対して、弱毒M-15Aが29kg、M-8が22kg、M-16Aは22kgと多かった。果実はM-16AとM-15Aが他よりも大玉であった。これら弱毒樹の果実のBrix及び酸は、当初無毒樹の果実と差が見られなかった。現在までに得られた結果から、M-16AとM-15Aの両弱毒ウイルスは樹勢強化、収量増などの効果が見られた。
カテゴリ 病害虫 接ぎ木 ネーブル 防除 その他のかんきつ

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