バチルス菌の産生する殺虫性毒素の特異性評価法(242)

課題名 バチルス菌の産生する殺虫性毒素の特異性評価法(242)
課題番号 1996001431
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 保護・天敵微研
研究期間 完H05~H07
年度 1996
摘要 昆虫病原細菌のBacillus thuringiensisが産生する結晶性毒素(PI)の殺虫活性は菌株によって異なるが、その評価は現在、標的昆虫を用いた生物検定に依存し多大な労力と時間を要している。簡易な評価法を開発し、害虫防除に有効な菌株の探索の効率化を図る必要がある。そこで殺虫活性に関連するPIの生化学的性状を調査し殺虫活性のin vitroでの測定法の確立を試みた。カイコやアメリカシロヒトリ等の鱗翅目害虫に特異的な殺虫活性を示す5菌株のPIの性状比較から、殺虫活性と血清学的性状との間に強い関連が認められた。また、昆虫種の消化液の違いによるPI分解程度が殺虫活性の特異性に関与することも示唆された。さらに、標的昆虫中腸をコラゲナーゼで解離して得られる中腸遊離細胞を用いた検定法を確立した。これにより各種菌株PIの殺虫活性の効率的測定が可能になった。今後はさらにより迅速なin vitroでの殺虫活性の測定法の開発や毒素活性を阻害するモノクローナル抗体を用いた殺虫活性評価法の開発を進める必要があり、蚕昆研・生産技術部虫害研究室が本課題を引き継ぐ。
カテゴリ 病害虫 カイコ 害虫 評価法 防除

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