課題名 | 南米産ヤーコンの成分分析 |
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課題番号 | 1996004036 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生物資源・(主研) |
研究期間 | 単H07~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | CIPエクアドル支所で保存している南米各地で収集されたヤーコンについて、塊根の各種糖含量と生育特性を調査した。供試系統は15系統で、HPLC等により糖分析を行った。全体的に老化の進んだ(塊根が腐敗し始めている)株を多く使用したことから、多くの個体でフルクトース含量が高い傾向にあり、この結果は地上部が枯死し塊根より萌芽が始まる腐敗開始前後の塊根の糖組成の特徴を表すと考えられた。また、Brix、乾物率及びフラクトオリゴ糖含量は高い正の相関があったことから、生育ステージによる変動を考慮した上でBrixや乾物率を測定することにより、フラクトオリゴ糖の含有量が違う系統の簡易選抜ができる可能性が示唆された。 |
カテゴリ | ヤーコン |