南米サバンナ土壌における陸稲の根の生理・生態的研究(167)

課題名 南米サバンナ土壌における陸稲の根の生理・生態的研究(167)
課題番号 1996004100
研究機関名 国際農林水産業研究センター(国研センタ)
研究分担 環境資源・(主研)
研究期間 延H03~H08
年度 1996
摘要 南米サバンナの酸性土壌において、耐酸性、感受性品種を用いて炭カル施用試験を行った。両品種群の収量差は、低施用量域においてのみ存在し、その差は、収穫係数を通じて表れた。炭カル施用は、土壌酸性矯正効果よりもCa供給効果の方が大きいことから、品種間差は、土壌酸性耐性に対するというよりも、低Ca肥沃度に対する反応の差であることが示唆された。さらに、異なるリン酸施肥量に対する品種間差異を検討し、低リン酸耐性に関して大きな品種間差異のあることを確めた。特に3年に登録された優良品種Oryzica Sabana 6は、潜在収量は平均並であるものの低リン酸耐性が非常に高く、低リン酸耐性が農家栽培において重要な形質であることが示唆された。
カテゴリ 施肥 土壌管理技術 品種 陸稲

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