課題名 |
寒地型牧草の混播によるバーミューダグラス草地の雑草防除法の確立(49) |
課題番号 |
1996001063 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試)
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研究分担 |
草地計画・草地機能研
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研究期間 |
完H06~H07 |
年度 |
1996 |
摘要 |
バーミューダグラス草地に寒地型牧草を追播することで、バーミューダグラスの休眠期(秋期~春期)およびその生育初期に侵入する雑草を抑制することを目的とした。バーミューダグラス草地にイタリアンライグラス(極早生品種・越夏性品種)、ケンタッキーブルーグラス、シロクローバ等を追播した区および無処理区や除草剤散布区との比較を行った。その結果、イタリアンライグラスは雑草侵入を抑制する効果を有するものの、バーミューダグラスの生育も抑制した。ケンタッキーブルーグラス、シロクローバは、バーミューダグラス草地に表面播種された場合の定着が不良であった。これらのことから、現段階のバーミューダグラスの品種水準では寒地型牧草追播による雑草抑制は不可能であり、バーミューダグラス草地の雑草防除にあたっては除草剤散布が最も有効な方法と考えられた。
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カテゴリ |
病害虫
イタリアンライグラス
寒地
管理技術
雑草
さやいんげん
除草剤
播種
品種
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