課題名 | 飼料作物の異常気象下における生長・生育反応の解析(115) |
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課題番号 | 1996001120 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 異常気象下でのとうもろこしの発育及び生産力に及ぼす気温・日射量等の影響を評価し、異常気象に対するとうもろこしの生態及び生育反応を明らかにする。7年度は、とうもろこしの生育変動を解析するとともに、生育予測ダイナミックモデル普遍化のため播種期移動・温度制御条件下で栽培試験を実施し、生長解析を行った。主要特性毎の地域別の年次変動についてみると、収穫までの日数の地域間差が明瞭であり、収量のうち栄養収量の指標となる雌穂割合は、北海道、九州で変動が大きいことが認められた。また、絹糸抽出日数は平均気温と、また、黄熟期の雌穂乾物率は絹糸期後の積算気温とそれぞれ極めて高い相関が認められた。一方、7年度の播種期移動試験結果から、ダイナミックモデルのパラメーター補正により収量予測が可能と判断された。 |
カテゴリ | 管理技術 飼料作物 生育予測 とうもろこし 播種 |