課題名 | 高品質飼料作物の多収のための体内窒素動態の制御(124) |
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課題番号 | 1996001133 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・土肥2研 |
研究期間 | 完H01~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 多量の窒素施用条件下で、トウモロコシ体中の硝酸態窒素含量と生理的および栽培条件との関係を検討した。トウモロコシの硝酸態窒素含量を反芻家畜の硝酸塩中毒の危険基準とされる0.2%以下にするには、収穫時の生育ステージが重要で、収穫1カ月前や標準施肥量の4倍量(10a当たり60kg)の窒素肥料を施用した場合でも黄熟期に収穫すれば良いことを明らかにした。これは、黄熟期にホールクロップで利用する場合、大部分が茎に存在する硝酸態窒素が子実の乾物集積によって希釈されるためと考えられた。また、硝酸態窒素含量は品種によって差が認められ、これは乾物集積の希釈効果よりも硝酸態窒素を茎に蓄積する能力の違いの影響が大きかった。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 栽培条件 飼料作物 施肥 とうもろこし 品種 |