課題名 | 有力な在来天敵寄生蜂の探索(105) |
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課題番号 | 1996000640 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・昆虫分類研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | マメハモグリバエは1990年頃から日本での発生が確認されたキク科、ナス科作物等の害虫である。殺虫剤が効きにくいことから早急に生物的防除法を開発する必要があり、有力な在来天敵寄生蜂の探索を行った。6年には関東東海4県で調査を行ったが、7年には福島、和歌山、高知、沖縄各県で本種の被害葉を採集して持ち帰り、羽化した寄生蜂を同定した。その結果、新たにApleurotropis kumatai、Neochrysocharis sp.及びグァムツヤヤドリタマバチが得られ、6年と7年の結果をあわせると25種の寄生蜂が確認された。その内、Hemiptarsenus varicornis、Chrysocharis pentheus、Neochrysocharis formosa及びNeochrysocharis okazakiiの4種が有力であると考えた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 きく 生物的防除 なす |