| 課題名 |
ICP-QMS/安定同位体を利用した施肥ホウ素の動態解明(128) |
| 課題番号 |
1996000711 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研)
|
| 研究分担 |
資材動態・微量要素研
|
| 研究期間 |
継H06~H10 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
1)測定液中の硝酸濃度は、ICP-QMS(誘導結合プラズマー四重極質量分析装置)によるボウ素(B)の定量に大きく影響したが、amu(原子質量単位)10と11におけるシグナル強度比には影響がなかった。硝酸の影響は、硝酸分解試液の濃硝酸を完全に蒸発させた後、0.08Mの希硝酸で試料液を調製することで解消した。2)極低レベルの10B(amu 10.013)への干渉原因は、アルゴン(Ar)4+(amu 9.991)であった。3)シロイヌナズナの水耕栽培試験で10Bをホウ素のトレーサーとして用いて、ホウ素の動態解析を試みた。その結果、ICP-QMSを用いたホウ素の同位体分析により10Bトレーサー試験が行えること、ホウ素の取り込みは植物体の新しい部分で高いこと、変異株(borl-1)では野生株に比べてホウ素吸収量が少ない傾向にあること、が明らかになった。4)野生株と変異株間のホウ素吸収の比較をした結果、変異株のホウ素濃度及びホウ素吸収とも、葉部と茎頂部のいずれでも野生株に比べて低かった。
|
| カテゴリ |
肥料
病害虫
水耕栽培
施肥
農薬
|