課題名 |
表層流出水及び地下水に含まれる農薬のモニタリング手法(130) |
課題番号 |
1996000712 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研)
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研究分担 |
資材動態・農薬管理研
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研究期間 |
継H06~H10 |
年度 |
1996 |
摘要 |
茨城県八郷町の帆崎川流域で河川水中の除草剤濃度のモニタリングを4月下旬から7月上旬まで行った。河川中の除草剤濃度は5月2半旬頃から上昇し始め、3~4半旬頃に最大に達し、7月上旬には検出されなくなった。この地域ではピラゾスルフロン・メフェナセット粒剤が全水田の50%以上で使用されていた。河川中の農薬濃度と流水量からメフェナセット剤について当該地域からの流出割合を計算したところ全散布量の約8%が流出したことが判明した。また、当研究所内圃場において除草剤の田面水中濃度の変化を調査した。除草剤の田面水中濃度は散布後1~2日後に最高になった。田面水中から除草剤が消失するまでの期間は除草剤ごとに異なり、散布後15~30日の幅があった。現地の河川水中の除草剤濃度の最大値は散布日から数日遅れて出現した。この変化は田面水中の濃度変化をよく反映していた。
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カテゴリ |
肥料
病害虫
除草剤
水田
農薬
モニタリング
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