水田土壌生態系における炭素循環量の定量的解析(139)

課題名 水田土壌生態系における炭素循環量の定量的解析(139)
課題番号 1996000741
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境資源・土壌有機研
研究期間 完H02~H07
年度 1996
摘要 農業環境技術研究所内の造成台地土(細粒灰色低地土)水田を定点として3年間、固体、液体、気体中の炭素量と年間の収支を調査した。固体炭素として作土層に含まれる炭素量は4400kg/10aで、田面水に含まれる炭素量は2kg/10aであった。作物体生産C量は玄米、もみ殻、わら、根およびひこばえで、それぞれ、191kg、42kg、263kg、136kgおよび16kgであった。二酸化炭素は湛水期間中は流入的に、落水期間中は発生的に推移し、メタンは湛水期間中にのみ発生した。10a当たり年間に大気から二酸化炭素-Cとして1200kgが流入し、植物体として650kgが固定され、雨水・灌漑水として約10kg流入した。その内500kgが呼吸・分解によって、500kgが人為的持ち出しによって系外に出た。また、30kgが浸透水として、10kgがメタン-Cとして流出し、刈り株等として170kgが土壌に供給されたと試算した。
カテゴリ 水田 炭素循環

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