課題名 | 害虫の発生変動の解明と予測(232) |
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課題番号 | 1996000742 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・個体群研 |
研究期間 | 継H02~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 地球温暖化によって年平均気温が上昇した場合に害虫個体数がどの程度増加するかを検討するために。過去40年間の害虫発生予察データを用い、害虫発生量と年平均気温の関係を分析した。防除体系の変化など時代の影響を取り除いた後に年平均気温と発生量の関係を1次式で近似し、その直線の傾きを推定したところ、ツマグロヨコバイ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ、ニカメイガにおいてその推定値はそれぞれ 0.61、1.01、0.20、0.17であった。このことから、年平均気温が上昇した場合にツマグロヨコバイとヒメトビウンカの発生量は増加するが、ヒメトビウンカとニカメイガの発生量はあまり変化しないと予測された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 ニカメイガ ヒメトビウンカ 防除 |