牛の肝障害(鋸屑肝)の病理発生機序の解明(153)

課題名 牛の肝障害(鋸屑肝)の病理発生機序の解明(153)
課題番号 1996003663
研究機関名 家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究分担 研三・病理2研
研究期間 継H07~H09
年度 1996
摘要 食肉検査で「鋸屑肝」として廃棄された牛の肝臓44例には、肝臓の小葉内に肝細胞の変性・壊死を主体とする小壊死巣、漿液蚕室を主体とする壊死巣、好中球や単核細胞の浸潤を伴った壊死巣、線維化やリンパ球浸潤を伴う壊死巣など種々の時期の壊死巣が観察された。また、これらの壊死巣に隣接して毛細血管の著しい拡張、出血やヘモジデリン沈着が観察された。このことは、生体内で壊死や出血が繰り返し起こっていることを示唆していた。一方、共進会に出荷された157頭の和牛F1について、これらの壊死巣や出血などの発生頻度を検討したところ、壊死巣は34%、出血は24%の牛で観察された。壊死巣は肝臓中のビタミンAやEの含量と関係なく発生していたが、出血はビタミンA含量の少ないもので多発する傾向がみられた。
カテゴリ 病害虫 出荷調整 防除

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