胚の生存性と子宮環境制御要因の解明(37)

課題名 胚の生存性と子宮環境制御要因の解明(37)
課題番号 1996000882
研究機関名 畜産試験場(畜試)
研究分担 繁殖・繁殖2研
研究期間 継H07~H12
年度 1996
摘要 牛の卵胞期、黄体期、妊娠着床期、妊娠中期および後期における子宮内膜および胎膜組織の増殖変化とその調節に関わる細胞外メタロプロテイナーゼ(MMPs)および組織性メタロプロテイナーゼ抑制因子(TIMPs)について検索を行った。子宮組織におけるMMPs活性はザイモグラフィーにより分子量100KDaのMMP-9(ゼラチナーゼB)、67および65KDaのMMP-2(ゼラチナーゼA)が検出された。その酵素活性強度は非妊娠時の子宮において最も強く、妊娠の進行に伴い減少した。一方、TIMPsは分子量約28KDaのTIMP-1が検出された。その発現強度は妊娠の進行に伴い上昇した。子宮内でのこれら関連物質は子宮粘膜上皮、粘膜上皮直下、子宮腺周囲および血管周囲に強い発現を示し、局在していることが判明した。
カテゴリ 環境制御 繁殖性改善

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