家畜繁殖技術の野生動物への応用(172)

課題名 家畜繁殖技術の野生動物への応用(172)
課題番号 1996001001
研究機関名 畜産試験場(畜試)
研究分担 繁殖・細胞移植研胎生発育研繁殖1研
研究期間 完H05~H07
年度 1996
摘要 家畜繁殖領域において開発された生殖細胞の凍結保存技術、卵子利用技術を家畜以外の野生動物へ適用すること検討するとともに、新たな技術開発を行うことを目的とした。ニホンシカやカモシカの精子は牛精子の凍結方法と同様な方法によって凍結可能なことが明らかにされた。動物園動物のコアラやタンマーワラビを研究試料として精子の凍結や着床阻害の検討を行った結果、これらの動物の繁殖や胚発生の研究材料としての可能性が示された。また、ニホンカモシカから卵巣あるいは精巣を摘出して卵子や精子を採取し、牛の体外受精技術に準じた処理法によって体外受精が可能であることが初めて明らかにされた。これらの成果を基に、動物園動物や野生動物の遺伝資源利用に関する研究を今後も継続的に行う必要がある。
カテゴリ 遺伝資源 シカ 繁殖性改善 わらび

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