課題名 | 農薬使用量軽減のための環境に配慮したコガネムシ類の防除技術の開発(78) |
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課題番号 | 1996003403 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
機能開発・低分子研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | アオドウガネの性フェロモンをmethylbenzoate、2-(E)-nonenal、2-(E)-nonenol及びbuibuilactoneと同定した。合成品性フェロモン(混合比1:3:3:10)は雄成虫に対して高い活性を示し、96%の雄成虫が誘引源に飛来・集合した後、明瞭な配偶行動を示した。また、アオドウガネの配偶行動を解析するため、性フェロモンの放出量の変化を調べた。アオドウガネ雌成虫はほとんど暗期に性フェロモンを放出した。特に暗期開始後の2時間に性フェロモン放出量がピークを示した。その結果から、アオドウガネは同属のドウガネブイブイと異なる時間帯に配偶行動を行うことが考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 機能性成分 性フェロモン 農薬 防除 |