| 課題名 |
昆虫由来の生体高分子物体の構造の理化学的解析(96) |
| 課題番号 |
1996003424 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
|
| 研究分担 |
機能開発・高分子研
|
| 研究期間 |
継H05~H08 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
7年度は小淵沢の130種余りの蚕品種繭の繊度・繊維長・繭糸長等の計測と、繭糸及び生糸繊度糸束と単糸の強伸度について調査した。蚕品種間の違いはあるが、強伸度と初期弾性率等の結果については新しい知見を得た。また、品種間の比較として繭糸繊度等を平均値と変動率で比較した結果、変動率で30%の調査項目もあり、原種間の特性の差の大きいことから高い遺伝資源的価値が見いだせると考えた。コクナーゼ酵素の付着した繭層部位を浸漬した各種条件の溶液、クワコ繭、各種色繭及び絹糸腺からのセリシンについてアミノ酸分析をおこなった。精練方法が絹のアミノ酸組成に与える影響について検討した結果、コクナーゼ精練で得た自然真綿作製液のアミノ酸組成はセリシンの一般的な組成と大きな違いはなく、腐化精練液で得た絹の組成は通常のセリシンの組成と大きく異なりアミノ酸の回収率が低く、このことは生化学的にセリシンが分解したものと考察した。クワコやオレンジ・緑・黄色など繭色に違いのある各種蚕繭及び人工飼料育繭・桑葉育繭等の絹のアミノ酸組成は有意差検定では差がないが、微妙な違いが認められた。
|
| カテゴリ |
遺伝資源
桑
評価法
品種
|