課題名 | キボシカミキリ天敵糸状菌の感染・発病機構の解明 |
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課題番号 | 1996003492 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・虫害研 |
研究期間 | 新H08~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | キボシカミキリの天敵糸状菌Beauveria brongniartiiは、微生物農薬として注目されているが、その感染・発病機構については不明な点が多い。そのため、菌の宿主特異性及び病原力に関連する要因について究明する必要がある。そこで8~9年度には、分離宿主の異なる菌株の、rDNAのRFLP解析及びシークエンシングによる系統分類、キボシカミキリの接触刺激性性フェロモンを利用した水平伝播機構の解明を実施し、9~11年度に人工培地を用いた継代による菌の病原力の変化の調査、10~12年度には菌が持つ酵素の機能の解明等を行う。本菌の感染・発病機構が明らかになれば、病原力の高い菌の選抜や育種、製剤の改良等が可能となり、効率的な防除法の確立が期待される。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 害虫 桑 効率的生産技術 性フェロモン 農薬 防除 |