課題名 | イチゴに発生する病害の発生生態と被害機構の解明(241) |
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課題番号 | 1996001515 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
久留米・病害研 |
研究期間 | 継 |
年度 | 1996 |
摘要 | イチゴ萎黄病菌と他のフザリウム・オキシスポラム菌の識別に、ヘテロカリオン法の適用が可能であるか否かを検討した。福岡県、佐賀県、徳島県のイチゴ苗から分離された萎黄病菌及び研究室保存菌株の合計35菌株を供試したところ、これらは14ヘテロカリオン形成グループ(VCG)に類別され、調査菌株数を増やせばさらにVCG数が増加すると考えられた。このため、1調査菌株につき少なくとも14標準菌株との対峠培養が必要になり、本法は自然発病圃場からの分離菌株の識別には利用できないと考えられた。しかし、他の分化型菌で認められているように、多数のVCGとヘテロカリオンを形成できる菌株が存在する可能性があるので、菌株数を増やして検討する必要がある。 |
カテゴリ | 病害虫 萎黄病 いちご 病害虫防除 予察技術 |