課題名 | CMV抵抗性トマトの作出(252) |
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課題番号 | 1996001531 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境野菜育種・育種1研病害1研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | キュウリモザイクウイルスのP系統の非構造タンパク質遺伝子であるレプリカーゼをトマトに導入することによってウイルス抵抗性を付与する目的で組換えトマトが作出された。育種第1研究室で育成された組換えトマトの挿し木苗に高濃度のCMVを接種した。抵抗性検定した41クローンのうち、接種葉で増殖の確認された23クローンは、すべての上位葉でウイルスの増殖が認められ、モザイクや糸葉様症状が現れた。接種葉で増殖の認められなかった18クローンのうち16クローンで全身感染が確認されたが、2クローンではウイルスの増殖は全く認められなかった。今後、抵抗性を示した2クローンの後代における抵抗性検定を行い、単一遺伝子座のホモ個体を選抜する。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 きゅうり 挿し木 総合防除技術 抵抗性 抵抗性検定 トマト 病害虫防除 |