シミュレーションによるコナガ個体群制御技術の評価(254)

課題名 シミュレーションによるコナガ個体群制御技術の評価(254)
課題番号 1996001538
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・虫害1研
研究期間 継H04~H08
年度 1996
摘要 キャベツ害虫に対するウヅキコモリグモの密度抑制効果を、ほ場における枠内(2m四方)放飼実験によって調べた。クモを放飼した区のコナガの密度は、春作・秋作ともに無放飼区の約50%で推移した。アブラムシ類の密度は、春作の場合放飼区と無放飼区の間にほとんど差がなかったが、秋作では放飼区の密度が無放飼区の約1/10で推移した。一方、アオムシの密度は両作とも処理間にほとんど差がなかった。以上の結果から、ウヅキコモリグモはキャベツほ場のコナガ・アブラムシ類に対して密度抑制効果を示すことが示唆された。秋の実験でアブラムシ類の密度抑制効果が高かった原因は、放飼したクモが若齢幼体でアブラムシの捕食に適した大きさであったためと思われる。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 キャベツ 春作 病害虫防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S