課題名 | 吸汁性昆虫の寄主選択制御因子の解明(263) |
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課題番号 | 1996001541 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・虫害2研 |
研究期間 | 延H01~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | ミナミキイロアザミウマの摂食阻害物質として、各種ステロイドアルカロイド類のLC50を明らかにするとともに、その構造と摂食阻害活性との関係を明らかにした。その他、クマリンが摂食阻害物質であることが明らかとなった。また、ミナミキイロアザミウマに対するセイタカアワダチソウ及びワタアブラムシに対する野生メロンにも摂食阻害活性が認められたが、摂食阻害物質の分画を進めるに従って活性が複数分画に分かれる傾向が認められた。二次代謝物質については、応用の展望が開けないことから、今後は、野菜害虫に生育・摂食阻害を起こす、将来的に遺伝子組換え可能な蛋白性の物質に対象を絞ってその分離、同定を進める。このため、8年度からはキチナーゼなどの蛋白性物質の昆虫への作用性及びその遺伝子の単離同定を進める計画である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 病害虫防除 ミナミキイロアザミウマ メロン |