施設野菜害虫に対する在来天敵の高温条件における行動、増殖特性の解析

課題名 施設野菜害虫に対する在来天敵の高温条件における行動、増殖特性の解析
課題番号 1996001547
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・虫害1研
研究期間 単H07~H07
年度 1996
摘要 生物農薬としてイチゴで登録のあるチリカブリダニは、35℃を越える高温での効果が問題といわれる。今後、高温条件でも有効に働く生物農薬の開発が重要と考えられたので、在来天敵のケナガカブリダニとチリカブリダニの高温耐性を比較した。雌成虫を40℃、湿度90%以上に6時間置いた場合の死亡率はチリカブリダニでは80%前後であったが、ケナガカブリダニはほとんど死亡する個体はなかった。同様の処理における卵や幼若虫の発育は両種とも影響を受けなかった。以上のことから、ケナガカブリダニの方が高温に強いといえるが、チリカブリダニも35℃以上で無効ということはなく、効果不足の原因は高温より低湿度であった可能性が強い。
カテゴリ 病害虫 いちご 害虫 管理技術 高温耐性 農薬 病害虫防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S