課題名 | 低窒素栽培適応系統の評価と検索 |
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課題番号 | 1996001586 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
久留米・育種素材研 |
研究期間 | 新H08~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 現在、茶は高収量、高品質を期待してかなりの多肥条件下で栽培されている。特に、窒素は硝酸イオンや亜酸化窒素の形で系外に流出しやすく、環境汚染を引き起こす恐れがある。低窒素適応性品種が育成できれば、環境汚染対策、省資源、省エネルギー、経費節減等の効果が期待できる。現時点では茶の遺伝資源中における窒素吸収、代謝特性の計測は行われておらず、また、効果的、効率的な育種の方法論も未完成である。今後の窒素投入量の節減に耐えうる品種育成のため、本研究では、簡易で確実な低窒素栽培適応性評価技術の開発、確立ならびに多数の遺伝資源から育種素材となりうる系統を評価、選抜する。8年度は根におけるアミノ酸合成に関与する酵素の活性測定法の確立、異なる窒素条件下での乾物生産特性の解析、根系形成特性の評価法の開発を行う。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 省エネ・低コスト化 茶 評価法 品種 |