課題名 |
ピーマンの土壌病害抵抗性育種(96) |
課題番号 |
1996001608 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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研究分担 |
野菜育種・育種3研
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研究期間 |
継H04~H14 |
年度 |
1996 |
摘要 |
青枯病に罹病性のトウガラシ‘AC2258’(P1)と抵抗性のピーマン‘三重みどり’(P2)との組合せのF1、F2、BCP1、BCP2を作出し、青枯病抵抗性の遺伝様式について検討した。発病程度を0(無病徴)~4(枯死)で評価すると、発病指数は、P1=4.00、P2=0.04、F1=1.83、F2=1.97、BCP1=3.75、BCP2=0.52であった。また発病評点が0、1、2の個体を抵抗性、3、4の個体を罹病性とすると、抵抗性:罹病性の分離比はF1=33:15、F2=86:62、BCP1=9:98、BCP2=100:8であった。以上の結果から、抵抗性は不完全優性で少数遺伝子支配の可能性が高いと考えられたが、この点については更に検討を要する。また、ピーマン青枯病・疫病複合抵抗性系統であるF2世代1組合せ及びF3世代8系統の抵抗性検定を行い、F3世代から複合抵抗性で果実形質が優れた12個体を選抜した。
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カテゴリ |
青枯れ病
育種
害虫
抵抗性
抵抗性検定
低コスト
とうがらし
ピーマン
病害抵抗性
品種
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